*被災地・大熊町からの寺院移転と困難さ
記事年月 | 2015年10月-12月 |
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号数 | 69 |
媒体 | 専門紙 |
大分類 | 10月 |
国名 | 日本 |
トピック | 仏教タイムス |
記事タイトル | *被災地・大熊町からの寺院移転と困難さ |
本文テキスト | 原発事故によりほぼ全域が帰還困難区域となった福島県大熊町にある真言宗豊山派遍照寺は、檀信徒の多くが避難して暮らす同県いわき市に近い広野町への移転を進めている。仮寺務所を建て、墓地約60区画の整備も計画中。大熊町の同寺境内は、全域が放射性廃棄物の中間貯蔵施設の建設予定地に入っており、強制的な寺院移転の初のケースとなっている。また、賠償をめぐって交渉の困難もあり、東電の担当者からは「境内地は会社などの営業地に当たるため、住宅地よりも低く算定される」との説明を受けた(8日付)。 |