*教会と死生学 葬儀との関わりも提言
記事年月 | 2015年10月-12月 |
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号数 | 69 |
媒体 | 専門紙 |
大分類 | 10月 |
国名 | 日本 |
トピック | キリスト新聞 カトリック新聞 クリスチャン新聞 |
記事タイトル | *教会と死生学 葬儀との関わりも提言 |
本文テキスト | 「教会と地域福祉」フォーラム21の第4回シンポジウムが、9月19日に「死生学と教会―より良く生きるために」をテーマに東京の日基教団霊南坂教会で開かれた。基調講演は立教女学院短大学長の若林一美氏が行い、1988年に子どもを亡くした親の会「ちいさな風の会」を立ち上げ<悲しみや痛みを分かち合う中で再び立ち上がることができた人々>について語り、<「死は始まりの時」だと実感したという>。一方、聖書の言葉や神を出して慰めることは相手に「人として向き合うことを避けている」と思わせてしまうのではないかと問題提起した。またルーテル学院大学学長の江藤直純氏は、葬儀にも積極的に関わることによって「死は終わりではない」というキリスト教の死生観を広めることに貢献できるのではないかと発言した(キ17日付、ク4日付及び11日付)。なお「提言 教会と地域福祉」はほぼ毎号、キリスト新聞に連載中。 |