*チベット語使用禁止など抑圧状況続く
記事年月 | 2016年1月-3月 |
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号数 | 70 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-1. 東アジア・太平洋地域】 |
国名 | 中国 |
トピック | |
記事タイトル | *チベット語使用禁止など抑圧状況続く |
本文テキスト | 2008年3月のチベット暴動以降、政府は毎年3月チベット自治区への外国人観光客の立ち入りを禁止している。政府当局は2016年の立入禁止期間を、例年より長い2月25日~4月末までに拡大すると発表した。外国人観光客に見える形で焼身自殺などの抗議が行われ、チベット独立の機運が高まること、チベット自治区と外部との連携が強まることを、習近平指導部が警戒してのこととされる(東京3/1)。また青海省黄南チベット族自治州のホテルでは従業員がチベット語を使用した場合、500元(約8900円)の罰金を課すという張り紙が出され物議を醸した(産経1/13ほか)。チベット人居住地ではいまだ抑圧的な状況が続いている。 |