*東福寺で臨済宗の開祖らを讃える遠諱大法要

*東福寺で臨済宗の開祖らを讃える遠諱大法要

記事年月 2016年1月-3月
号数 70
媒体 国内
大分類 【A-2.仏教】
国名 日本
トピック
記事タイトル *東福寺で臨済宗の開祖らを讃える遠諱大法要
本文テキスト  中国唐代の禅僧で臨済宗を開いた臨済義玄1150年と、日本で臨済宗を中興した白隠慧鶴(はくいんえかく)250年の遠諱(おんき)大法要が3月10日、臨済宗東福寺派の大本山・東福寺(京都市東山区)で営まれた。法要は臨済宗14派と黄檗宗の共同によるもの。大太鼓の音を合図に各派の管長や師家(しけ)(指導者)、一般参列者計350人が、臨済と白隠の像を安置した法堂(はっとう)に入堂。導師の南禅寺派管長が香語(こうご)を唱え、僧侶らが堂内を歩きながら読経する行道(ぎょうどう)などを行い、2人の遺徳を讃えた(京都・京都・夕3/10)。一方、遠諱を記念して、京都国立博物館では「禅―心をかたちに」展が4月12日から5月22日まで開催される。両宗15派の本山・末寺などから、禅僧の肖像画、仏像、書画など計230点を一堂に集め、禅の文化を紹介する(日経・東京3/20)。
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