*殺人罪でユダヤ教過激派を起訴
記事年月 | 2016年1月-3月 |
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号数 | 70 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
国名 | イスラエル |
トピック | |
記事タイトル | *殺人罪でユダヤ教過激派を起訴 |
本文テキスト | 2015年7月、パレスチナ自治区で起きた民家への放火によって、パレスチナ人の両親と1歳半の男児が死亡した事件で、イスラエル検察は1月3日、殺人罪などでアミラーム・ベンウリエル容疑者(21)を起訴した。被告のようなユダヤ教過激派に傾倒する若者らは、過激なラビの出版物を独自に学習し、ユダヤ教神学校には通っていないことが多い。イスラエルの情報機関シンベトによると、被告も「ユダヤ人以外を追放したユダヤ人国家による神権政治の創設」を目指すユダヤ教過激派組織に所属し、繰り返しパレスチナ人民家への放火等を行っていた。この事件は、2015年10月以降に拡大したパレスチナ人による一連のユダヤ人襲撃事件の一因となっている。パレスチナ人の民家や車に放火したユダヤ教過激派が起訴されることは稀(毎日1/5)。 [→『ラーク便り』68号41頁参照] |