*シリア歴史遺産保護へ向けた国際会議
| 記事年月 | 2016年1月-3月 |
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| 号数 | 70 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
| 国名 | レバノン |
| トピック | |
| 記事タイトル | *シリア歴史遺産保護へ向けた国際会議 |
| 本文テキスト | 2015年12月、過激派組織「イスラム国(IS)」が破壊を続けているシリアの歴史遺産についての国際会議が首都ベイルートで開催され、シリアやフランスなど13ヶ国から約160人が参加した。会議は、現地で発掘調査を行ってきた約120の調査隊に対し、日本西アジア考古学会が働きかけて実施されたもの。日本で募った寄付金約500万円を、シリア人研究者約30人の参加旅費や、現地の文化財の梱包資材費などに充てた。同学会の西藤清秀会長は、破壊されたパルミラ遺跡を代表するベル神殿で、以前レーザー計測等の調査を行っており、それに基づいて復元した3次元画像を初めて公表した。今後精度を高め、将来の復元時に活用したい考えだが、データ・写真は不足しており、他の調査隊に提供を呼びかけた(読売1/6)。 |