*オウム関連団体の資産、9億円を突破
記事年月 | 2016年1月-3月 |
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号数 | 70 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-5.新宗教】 |
国名 | 日本 |
トピック | オウム真理教(現・Aleph(アレフ)・ひかりの輪) |
記事タイトル | *オウム関連団体の資産、9億円を突破 |
本文テキスト | 「アレフ」と「ひかりの輪」が保有する資産の合計が、2016年に入って9億円を突破した。アレフは拠点施設のある東京都足立区で、不動産購入の動きもみせている。公安調査庁によれば、これら2団体の現金や預貯金、貸付金などの保有資産は、約4千万円だった2000年の20倍である約9億円に達したとしている。増加のペースは、2000年から2014年までは1千万~9千万円だったが、2015年は前年より約1億9千万円増えている。資産の大半はアレフに帰属し、その大きな収入源は、年3回行われる「集中セミナー」で、このほかにも、麻原彰晃(本名・松本智津夫)死刑囚の誕生日を祝う「生誕祭」などの寄付がある。現在アレフの信者数は約1450人で、ここ10年以上は1500人前後を推移している。公安調査庁は、資産が急増していることに対し、「資金集めを強化する一方で、出家信者が減ることで支出が減った」と分析している。賠償金約38億円の支払いは、近年、年間数千万を推移しており、全額が支払われる見通しが立っていない(読売・東京・夕3/14)。 |