*「スレブレニツァの虐殺」指導者に禁固40年
| 記事年月 | 2016年1月-3月 |
|---|---|
| 号数 | 70 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-7. 西ヨーロッパ】 |
| 国名 | オランダ |
| トピック | |
| 記事タイトル | *「スレブレニツァの虐殺」指導者に禁固40年 |
| 本文テキスト | ハーグの旧ユーゴスラビア国際戦犯法廷は3月24日、ボスニア=ヘルツェゴビナ紛争時にセルビア人武装勢力がイスラム教徒(ボスニャク人)7千人を殺害したとされる「スレブレニツァの虐殺」などについて、セルビア人指導者カラジッチ被告に対し禁固40年の判決を言い渡した。同被告はセルビアを守るための行為であったとして無罪を主張していたが、法廷はイスラム教徒を抹殺する「民族浄化」を意図したものと断定した。欧州連合(EU)への加盟を目指すセルビア政府にとっては、懸案の「戦後処理」に目途がつく判決となったが、ボスニア=ヘルツェゴビナ国内のセルビア人共和国(スルプスカ共和国)にはカラジッチ被告を英雄視する風潮があり、ドディック大統領自ら国際法廷を批判するなど火種もくすぶっている(読売3/26ほか)。 |