＊皇室典範見直し要求に政府が抗議
| 記事年月 | 2016年1月-3月 |
|---|---|
| 号数 | 70 |
| 媒体 | 国内 |
| 大分類 | 【A-7．皇室】 |
| 国名 | 日本 |
| トピック | |
| 記事タイトル | ＊皇室典範見直し要求に政府が抗議 |
| 本文テキスト | 菅義偉官房長官は、国連女子差別撤廃委員会が3月7日に発表した日本に対する最終見解の当初案に皇室典範の改正勧告が含まれていた件について、3月9日に開かれた記者会見上で経緯を明らかにした。同委員会による当初案には、皇位の継承を男系男子に限ることは女性差別に当たるとして見直しを要求するものが含まれており、菅氏は「我が国の皇位継承の在り方が、女子に対する差別を目的としていないことは明らかだ。委員会が皇室典範を取り上げることは全く適当ではないと説明し、結果として削除された」と発表した（読売・東京・夕3/9ほか）。同月14日の参院予算委員会では自民党の山谷えり子氏が本件を取り上げており、安倍首相は菅氏と同様の見解を示した（産経・東京3/15ほか）。 また日本経済新聞と週刊文春は、中国の市民団体の女性が同委員会の主査におり、中国共産党が情報戦の一環として皇室典範の改正勧告を推し進めたとする政府関係者の発言を掲載している（日経・東京3/10、週刊文春3/24）。 |