*本願寺派・高野山真言宗・天台宗の各議会で「寺院消滅」の警鐘
| 記事年月 | 2016年1月-3月 |
|---|---|
| 号数 | 70 |
| 媒体 | 専門紙 |
| 大分類 | 3月 |
| 国名 | 日本 |
| トピック | 仏教タイムス |
| 記事タイトル | *本願寺派・高野山真言宗・天台宗の各議会で「寺院消滅」の警鐘 |
| 本文テキスト | 浄土真宗本願寺派の第310回定期宗会が2月24日から京都市下京区の宗務所で始まった。石上智康総長は執務方針演説で、「本派寺院の53.1%は農村・山村・漁村、つまり消滅可能性の高い地域に存在している」「63.1%のご寺院が、今後の護持・運営の見通しについて、『厳しい』あるいは『不可能である』と回答されている」などと述べ、対応策を説明した。 高野山真言宗の第153次春季宗会が2月23日から総本山金剛峯寺(和歌山県高野町)で開かれ、添田隆昭宗務総長は「2034年の『弘法大師御入定1200年御遠忌大法会』の頃には、末寺の半分が消滅している可能性がある」とし、対応を検討すると述べた。 天台宗宗議会は2月23日から始まり、代表質問のなかで2040年に天台宗寺院の35.8%が消滅する試算が紹介され、宗門の対策が問われる場面があった(3日付)。 |