*同性婚訴訟棄却をキリスト教団体が歓迎
| 記事年月 | 2016年4月-6月 |
|---|---|
| 号数 | 71 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-1. 東アジア・太平洋地域】 |
| 国名 | 韓国 |
| トピック | |
| 記事タイトル | *同性婚訴訟棄却をキリスト教団体が歓迎 |
| 本文テキスト | ソウル西部地裁は5月25日、同性愛者の男性2人が婚姻届が受理されなかったことを不服として自治体を訴えた訴訟に関し、「憲法や民法などでは婚姻は男女間が当然の前提であると想定されている」として訴えを棄却した。司法が同性婚について判断を下したのは初めて。訴訟を起こした2人は2013年9月にソウルで結婚式を挙げ、同年12月に婚姻届を提出したが、自治体は同性間の婚姻は民法上の夫婦の合意に該当せず、無効であるとして受理しなかった(赤旗5/27)。なお韓国の「基督日報CDN」の報道によると、この判決に対して福音派の諸教会から成る韓国基督教総連合会(韓基総)は「同性愛は罪であり、創造の秩序に逆らい、社会的通念にも欠ける。同性結婚も生物学的な秩序を破壊し、人間社会の伝統的価値と秩序を揺るがす行為である」とし、歓迎の意を示した。韓基総は同性愛及び同性婚合法化のための法案推進に強く反対してきた。 |