*虐殺体験世代と若者世代を結ぶ映画『シアター・プノンペン』
| 記事年月 | 2016年4月-6月 |
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| 号数 | 71 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-2. 東南アジア】 |
| 国名 | カンボジア |
| トピック | |
| 記事タイトル | *虐殺体験世代と若者世代を結ぶ映画『シアター・プノンペン』 |
| 本文テキスト | カンボジア初の女性監督ソト・クォーリーカー氏(42)の作品『シアター・プノンペン』は、現代の女子大生が、映画館でのある体験をきっかけにポル・ポト派による圧政の時代に父、母、そして映画館主らが経験した過去を知っていくという物語。大人になるまで父の死の真相を教えられることがなかった監督自身の体験を投影して描かれている。虐殺を生き延びた人、加害に関わった人など、様々な人々が時代の被害者として生きる苦悩と、過去を知ろうとする若い世代の視点を結んだ。作品は、国内で歴代1位の興行収入を記録し、7月には日本でも公開される(朝日6/23ほか)。 |