*元料理長がうつ発症、仁和寺に賠償命令
| 記事年月 | 2016年4月-6月 |
|---|---|
| 号数 | 71 |
| 媒体 | 国内 |
| 大分類 | 【A-2.仏教】 |
| 国名 | 日本 |
| トピック | |
| 記事タイトル | *元料理長がうつ発症、仁和寺に賠償命令 |
| 本文テキスト | 仁和寺が運営する宿坊の元料理長の男性が長時間労働を強いられ精神疾患になったとして同寺に慰謝料など約4700万円を求めた訴訟の判決で、京都地裁は4月12日、寺側に約4250万円の支払いを命じた。判決によると、男性は2005年から境内の宿坊の料理長を務めていたが、2011年には年間で356日出勤、連続勤務が349日に及んだ。2012年8月に抑うつ神経症と診断され休職し、2013年に労災認定を受けた。裁判長は「極めて過酷ともいうべき長時間労働を強いており、労働時間規制を軽視する態度は顕著」と指摘し、寺側に男性の業務が過重にならないようにする義務があったとした(毎日・東京4/13、読売・東京・夕4/13ほか)。 |