*「差別発言」疑惑で善光寺貫主に辞任要求
| 記事年月 | 2016年4月-6月 |
|---|---|
| 号数 | 71 |
| 媒体 | 国内 |
| 大分類 | 【A-2.仏教】 |
| 国名 | 日本 |
| トピック | |
| 記事タイトル | *「差別発言」疑惑で善光寺貫主に辞任要求 |
| 本文テキスト | 善光寺の小松玄澄・大勧進貫主が女性職員に対して差別的な発言をしたなどとして、善光寺傘下の25寺院の住職でつくる「天台宗一山」や信徒でつくる「信徒総代」が、貫主に辞任を求めている。小松貫主は発言を否定しているが、女性職員らはセクハラや不当人事についても証言しているという。小松貫主をめぐっては2004年、女性問題に始まった辞任騒動があり、一山側が民事提訴を行った。2011年9月、東京高裁は判決で小松貫主に330万円の支払いを命じたが、辞任請求は棄却している。こうした経緯を踏まえ、6月23日、一山の代表住職らは「内外に与えた善光寺の負の影響はあまりにも大きい」などとして、小松貫主に対し、無期限の謹慎と善光寺本堂への出仕(昇堂)停止、大勧進貫主と善光寺住職の辞任を求める通告書を提出した。また、25日には信徒総代も貫主辞任の勧告書を小松貫主に手渡した(中日・長野6/24ほか)。 [→『ラーク便り』27号16頁参照] |