*エルドアン大統領の女性差別的発言に批判
| 記事年月 | 2016年4月-6月 |
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| 号数 | 71 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
| 国名 | トルコ |
| トピック | |
| 記事タイトル | *エルドアン大統領の女性差別的発言に批判 |
| 本文テキスト | イスタンブールで5月30日に開催された教育関連イベントで演説を行ったエルドアン大統領は、「避妊はイスラム教徒の家族にとってありえない」と発言し、避妊を奪うことのできない「国民の権利」だとする人権団体や野党の反発を招いた。大統領は同国の現在の人口を約7900万人と推計し、「子孫を増やせ、世代を増やせ」と主張して人口増加による国力の強化を訴えた。人口の99%をイスラム教徒が占める同国だが、宗教を理由に避妊を禁じる法律はない(朝日・夕5/31)。また6月5日には、同じくイスタンブールにある女性団体事務所の開所式で「母性を拒否し、家庭を守れない女性は、仕事の世界で成功しようが不十分だ」と述べ、別の女性団体などが批判の声を上げている(東京・夕6/6)。 |