*性的虐待を隠蔽した上長を解任の方針
| 記事年月 | 2016年4月-6月 |
|---|---|
| 号数 | 71 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-7. 西ヨーロッパ】 |
| 国名 | バチカン(聖座(Holy See)) |
| トピック | |
| 記事タイトル | *性的虐待を隠蔽した上長を解任の方針 |
| 本文テキスト | 6月4日付の「自発教令」(教皇が自らの発意によって起案し発布する文書)において、司祭が児童や相対的に弱い立場にある成人に性的虐待を行った場合、これを報告しなかった司教や修道会の上長を合法的に解任できるとの考えが示された。最終決定を下す権限は教皇が有するが、その判断は教皇自身が任命する「法律顧問団」が補佐するとされた。バチカンは2015年6月に、性的虐待を隠蔽した司教を裁く法廷を新設すると発表したが、AP通信は「内部の抵抗などで実現していない」と報じている(毎日6/6ほか)。 |