*神の娘が活躍する映画『神様メール』
| 記事年月 | 2016年4月-6月 |
|---|---|
| 号数 | 71 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-7. 西ヨーロッパ】 |
| 国名 | ベルギー |
| トピック | |
| 記事タイトル | *神の娘が活躍する映画『神様メール』 |
| 本文テキスト | 映画『神様メール』(2015年製作、2016年5月27日に日本公開)では、神はブリュッセルのアパートに住む、短気で意地の悪い中年男として描かれる。原題は「新・新約聖書」。ヴァン・ドルマル監督は「男が男のために書いた物語」である聖書を、神の娘である10歳の少女を主人公として描き直した。神の支配や権力からの解放をうたい、神が水の上を歩こうとして溺れるなど福音書のパロディも満載の作品だが、同国のカトリック教会からは鑑賞推奨作品に指定された。「カトリックにおける女性の地位や、死後の世界について考えさせる作品」と評価されたという(読売・夕6/3ほか)。 |