*「刀剣女子」が社寺に殺到

*「刀剣女子」が社寺に殺到

記事年月 2016年4月-6月
号数 71
媒体 国内
大分類 【A-8.その他の宗教関連事象】
国名 日本
トピック
記事タイトル *「刀剣女子」が社寺に殺到
本文テキスト  名刀を擬人化した「刀剣男子」を収集・育成するオンラインゲーム「刀剣乱舞」に登場する刀剣の展示が寺社で行われ、20代から30代の女性を中心に、多くの人が実物を見ようと社寺に訪れている。薬師寺では「仏教と刀」展と「噂の刀展」を同時開催し、計60振りを公開。4月2日には同ゲームにも登場する「大倶利伽羅広光(おおくりからひろみつ)」など4振りが限定公開され、午前9時の開場時には最寄り駅までの数百mにわたり約2千人の行列ができた。同日は5千人を超える来場者がおり、台湾から訪れた女性や刀を見て泣き出す女性に、同寺の職員は驚いたという(朝日・東京4/3ほか)。
    また、前橋東照宮(群馬県前橋市)では、4月17日、家康没後400年を機に復元された「御手杵(おてぎね)の槍」のお披露目と記念撮影会が行われた。同社によると、同日には槍のイラストの入った絵馬やお守りが正月並みに売れたという。御手杵の槍は同社で常設展示されるため、同市は観光の目玉として期待する。なお、御手杵の槍のレプリカは、同社と結城蔵美館(茨城県結城市)および箭弓稲荷神社(埼玉県東松山市)の所蔵する3振りが存在し、箭弓稲荷神社が2015年5月に開いた記念撮影会には約3千人のファンが押し寄せた(上毛・前橋4/7、産経・群馬6/6)。
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