*安丸良夫氏死去
| 記事年月 | 2016年4月-6月 |
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| 号数 | 71 |
| 媒体 | 国内 |
| 大分類 | 【A-8.その他の宗教関連事象】 |
| 国名 | 日本 |
| トピック | |
| 記事タイトル | *安丸良夫氏死去 |
| 本文テキスト | 日本近世史・近代史・宗教思想史の研究で著名な一橋大学名誉教授の安丸良夫氏が、4月4日、都内の病院で死去した。享年81歳。安丸氏は戦後の歴史学界をリードした研究者の一人で、幕末から明治にかけての「世直し一揆」や自由民権運動など、日本の近代化の過程における民衆の意識や行動様式などを分析し、民衆思想史研究の開拓者として知られる。また、大本などの新宗教の研究や、近代日本の形成論、歴史学の研究史の再検討などといった広範な業績を残し、宗教学や社会学にも影響を与えた。葬儀は親族のみで行い、5月22日には一般の人も参加できるお別れの会が開かれた(朝日・東京4/5、朝日・東京5/14ほか)。 |