*「ヘイトスピーチ解消法」成立と問題点
| 記事年月 | 2016年4月-6月 |
|---|---|
| 号数 | 71 |
| 媒体 | 専門紙 |
| 大分類 | 6月 |
| 国名 | 日本 |
| トピック | キリスト新聞 カトリック新聞 クリスチャン新聞 |
| 記事タイトル | *「ヘイトスピーチ解消法」成立と問題点 |
| 本文テキスト | 「ヘイトスピーチ解消法」(本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取組の推進に関する法律)が5月24日に衆議院本会議で可決、成立した。これはヘイトスピーチを解消するために、国や地方公共団体が「地域の実情に応じた施策を講じる」ように定めた理念法で、罰則はない。「移住者と連帯する全国ネットワーク」(移住連)は同法について一定の評価はしているが、法律の保護対象者が狭いことなど<看過できない>問題があると指摘する。日本カトリック難民移住移動者委員会は、あらゆるマイノリティが法の対象から排除されることがないように「この法律の実効性を見守り、さらに修正を求めていきたい」とメッセージを出した(5日付)。 |