*般若心経の最古の漢訳、玄奘のものと判明

*般若心経の最古の漢訳、玄奘のものと判明

記事年月 2016年7月-9月
号数 72
媒体 国外
大分類 【B-1. 東アジア・太平洋地域】
国名 中国
トピック
記事タイトル *般若心経の最古の漢訳、玄奘のものと判明
本文テキスト  北京西部にある雲居寺が保管していた石に刻まれている般若心経について、「西遊記」の三蔵法師として知られる中国唐代の僧、玄奘三蔵による漢訳であることが明らかになったと発表したと9月27日までに報じられた。般若心経は雲居寺近くの山に保管用に作られた石室の中から見つかったが、石には「玄奘」の名が彫られている。西暦661年に刻まれたとの記録もあり、現存するものでは最古だという。般若心経は、大乗仏教の教えの1つで般若経典の要点を簡略にまとめたもの。原文はサンスクリットで書かれ多様な訳本があるが、玄奘三蔵の漢訳がもっとも普及している(朝日9/28ほか)。
『ラーク便り』データベースの検索ページに戻る