*紙銭を燃やすのは大気汚染
| 記事年月 | 2016年7月-9月 |
|---|---|
| 号数 | 72 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-1. 東アジア・太平洋地域】 |
| 国名 | 台湾 |
| トピック | |
| 記事タイトル | *紙銭を燃やすのは大気汚染 |
| 本文テキスト | 台湾各地の廟では、旧暦7月にあたる8月3日から31日までの間に「普渡(プドゥ)」と呼ばれる旧盆の行事が行われる。中部の彰化県田中鎮では、大音量で法要を行ったり、供養のために訪れた人達がシャーマンの「タンキー」から神意を聞き、指示を受けながら路上で紙銭を燃やしたり、複数の祭祀が行われた。紙銭や線香を惜しみなく燃やすのが通例だが、台湾政府は微小粒子状物質PM2.5などの増加で大気汚染が生じかねないと懸念し、量を少なめにするよう呼びかけている。政府は1年間で燃やされる紙銭の量を24万t、線香3万tと推計した上で、これは自動車2万台が1年間に出す排ガスと同じ量だと訴える。約30秒のPR動画も2本公開し「神様を拝むだけでなく、環境のことも考えて」と呼びかける(沖縄タイムス9/5)。 |