*同性愛非合法化への動き、批判の声も
| 記事年月 | 2016年7月-9月 |
|---|---|
| 号数 | 72 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-2. 東南アジア】 |
| 国名 | インドネシア |
| トピック | |
| 記事タイトル | *同性愛非合法化への動き、批判の声も |
| 本文テキスト | インドネシアの憲法裁判所では、2016年初頭に提出された同性愛者の性行為を罰則対象にするための刑法改定が審理中である。請願者にはイスラム教の宗教活動家が含まれている。同国では性的マイノリティー(LGBT)に対する暴力事件が頻発しているが、国防大臣がLGBT運動を「国民を洗脳する脅威」と表現するなど、嫌悪を公言する人々は政府、法学者、教育団体、イスラム教団体など多方面に広がっている。 一方、LGBT文化を肯定的に評価しようとする動きもあり、8月には市民団体「フォーラムLGBTIQインドネシア」が表現の自由のために活動したとしてジャーナリスト連盟によって表彰された。同市民団体代表アビプラヤさんは「性とは深いもの。男と女という分け方を超える必要がある。それは無秩序とは違う」と訴えた(赤旗9/1)。 |