*日本の香料大手、東南アジアに進出
| 記事年月 | 2016年7月-9月 |
|---|---|
| 号数 | 72 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-2. 東南アジア】 |
| 国名 | マレーシア |
| トピック | |
| 記事タイトル | *日本の香料大手、東南アジアに進出 |
| 本文テキスト | 香水や化粧品の芳香、飲食物の風味づけなどを扱う長谷川香料がマレーシアで現地生産を開始する。首都クアラルンプールの南にあるヌグリ・スンビラン州の新工場建設には最大40億円が投じられる。日本の香料産業界第2位を占める同社だが、東南アジアにはヨーロッパ企業も進出してきており、競争は決して易しくない。成功への鍵はイスラム教の戒律問題への対応能力で、長谷川香料は東南アジア最大のハラル認証機関がマレーシアにある利点を活かす。2014年には同国香料大手ペレスコルを買収しており、ハラル問題に精通した同社のノウハウを取り入れ、新工場をハラル対応商品輸出の中心地にする構えである。なお、業界首位の高砂香料工業もインドネシアに新工場を建設予定である(日経9/17)。 |