*女性警察官のスカーフ着用が解禁
記事年月 | 2016年7月-9月 |
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号数 | 72 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
国名 | トルコ |
トピック | |
記事タイトル | *女性警察官のスカーフ着用が解禁 |
本文テキスト | 8月27日、同国政府はイスラム教徒の女性警察官が髪の毛を隠すため勤務中にスカーフを着用することを認める法律を、建国以降初めて施行した。着用可能なスカーフは制服と同色で柄の無いものという制限があり、顔が隠れる衣装の着用は禁止されている。厳格な政教分離を掲げる同国では、これまで教育現場など公共の場でのスカーフ着用は禁止されていた。しかしエルドアン大統領が主導するイスラム系与党「公正発展党(AKP)」は、大学構内での着用や、警察や軍、司法などの職業を除く公務員の着用を段階的に容認するなど、イスラム色の強い政策を打ち出してきた(東京8/29ほか)。 [→『ラーク便り』61号45頁参照] |