*政教関係研究 大震災復興と政教分離問題
| 記事年月 | 2016年7月-9月 |
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| 号数 | 72 |
| 媒体 | 専門紙 |
| 大分類 | 9月 |
| 国名 | 日本 |
| トピック | 神社新報 |
| 記事タイトル | *政教関係研究 大震災復興と政教分離問題 |
| 本文テキスト | 政教関係を正す会の総会と研究会が8月31日に神社本庁で開催された。発表は、百地章・日本大学教授「最近の政教問題報告」、黒浩行・国学院大学教授「東日本大震災とその復興過程における政教関係をめぐる問い」、丹治正博・福島県神社庁長「コミュニティ及び地域伝統文化の継承こそが真の復興―今こそ全国に先駆け福島モデルの確立を―」。黒氏は発表のなかで、政府が設置した「復興構想会議」が「人と人をつなぐ行為」「共生」を掲げているが、復興施策のなかでは宗教があまり配慮されていないことを指摘した。一方、2016年の熊本地震に関しては、被災神社への公的支援を求める署名活動が始まっていることを紹介した。黒氏は、「無関心やことなかれ主義、抽象論に阻まれて宗教のみが取り残されることが、コミュニティにとって良いことか」と語った(12日付)。 |