*中国の影響力を嫌い「十二支像」を撤去

*中国の影響力を嫌い「十二支像」を撤去

記事年月 2016年10月-12月
号数 73
媒体 国外
大分類 【B-1. 東アジア・太平洋地域】
国名 台湾
トピック
記事タイトル *中国の影響力を嫌い「十二支像」を撤去
本文テキスト  11月14日、故宮博物院は、故宮の分院である故宮南院(嘉義県)の庭に展示されている北京・円明園にあった十二支像のレプリカを撤去すると台湾紙が報じた。この十二支像は馬英九政権時代の2015年12月に香港映画スターのジャッキー・チェン氏が寄贈したもの。台湾では「中国大陸の統一工作の意図を感じさせる」など一部の反発もあり像にペンキをかけられたこともあった。2016年5月に蔡英文政権の発足を受け、故宮は9月に「芸術性が不十分」との意見が寄せられたなどとして、撤去の方針を示した。本物の十二支像は清朝時代に北京の離宮「円明園」にあった12種類の動物像で、1860年の第2次アヘン戦争の際に英仏の軍隊に略奪された(毎日11/6)。
『ラーク便り』データベースの検索ページに戻る