*伊勢麻振興協会が三重県に大麻の栽培許可を申請

*伊勢麻振興協会が三重県に大麻の栽培許可を申請

記事年月 2016年10月-12月
号数 73
媒体 国内
大分類 【A-1.神道】
国名 日本
トピック
記事タイトル *伊勢麻振興協会が三重県に大麻の栽培許可を申請
本文テキスト  一般社団法人「伊勢麻振興協会」は、11月4日、皇学館大学で記者会見を開き、麻農家の育成を始めると発表した。厚生労働省によると、麻の栽培者数はピーク時の1954年には約3万7千人だったが、2014年には33人にまで激減。2014年に三重県内の有志らによって設立された同協会は、神事で用いる麻の生産と栽培技術の継承を目指している。会見では理事の新田均・同大教授が「神様にささげるものは国産が当然」と主張した。大麻の栽培には都道府県の許可が必要であるため、同協会と栽培を行う伊勢市の株式会社「あさって」は、11月28日、三重県に許可を申請した。神社界からは歓迎の声がある一方、「国産にこだわる意識はなく、最後は価格」との意見もある(伊勢・津11/5、11/29ほか)。
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