*1世紀前半のシナゴーグ跡が発見される
| 記事年月 | 2016年10月-12月 |
|---|---|
| 号数 | 73 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
| 国名 | イスラエル |
| トピック | |
| 記事タイトル | *1世紀前半のシナゴーグ跡が発見される |
| 本文テキスト | 天理大学の桑原久男教授が団長を務める日本の調査団が北部ガリラヤ地方のテル・レヘシュ遺跡で8月、紀元後1世紀前半に造られたシナゴーグ(ユダヤ教の集会所)跡を発見した。未発掘部分も含め、南北8.5m、東西5m以上の範囲に及ぶと推定される。初期シナゴーグの特徴である四角い切石のベンチが並んでいたことなどから、1世紀前半から2世紀前半にかけてのものと同定された。第二神殿崩壊以前のシナゴーグとしては8例目で、貴重な発見となる。新約聖書によれば同地方はイエス・キリストが教えを説いて回った地域であり、テル・レヘシュのシナゴーグにもイエスが訪れた可能性が指摘されている(読売10/19ほか)。 |