*民進党、「有識者会議」とズレ
記事年月 | 2016年10月-12月 |
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号数 | 73 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-7.皇室】 |
国名 | 日本 |
トピック | 天皇退位関連 |
記事タイトル | *民進党、「有識者会議」とズレ |
本文テキスト | 「有識者会議」を政府が推し進めるなか、民進党が、10月4日、党内で議論を行う「皇位検討委員会」を設置した。同日、毎日新聞社のインタビューに応じた野田佳彦幹事長は、皇室典範改正も視野に入れた議論をすべきとの考えを示すとともに、「有識者会議」の人選について「本当の専門家ではない」と指摘し疑問を呈している(毎日・東京10/5ほか)。 同検討委は12月20日、「生前退位」の恒久制度化を柱とする論点整理案を固めた。同案では(1)皇位継承者は成年であること、(2)天皇本人に退位の意志が認められること、(3)皇室会議で審議することの3点を要件として掲げる。同案に加えて「女性宮家」創設を皇室典範の改正で対応すべきとし、「女性・女系天皇」についての議論を喚起するよう表明した。一代に限った特例法で退位を検討する「有識者会議」とは異なる見解を示すものであり、安倍首相は同日の講演で「生前退位」に関する議論を「決して政争の具にしてはならない」とした(毎日・東京12/21ほか)。 |