*「有識者会議」特例法を推進
記事年月 | 2016年10月-12月 |
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号数 | 73 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-7.皇室】 |
国名 | 日本 |
トピック | 天皇退位関連 |
記事タイトル | *「有識者会議」特例法を推進 |
本文テキスト | 安倍首相の私的諮問機関として設置された「有識者会議」が、10月17日を皮切りに、2016年末までに計7回開かれた。6人の構成員からなる「有識者会議」の議事概要は首相官邸ホームページで公開されているが、発言者の名前は伏せられている。第7回までの議論の結果を踏まえた論点整理は2017年1月に公表され、2月から3月をめどにして政府への提言を行う予定。一代に限って譲位を認める特例法を推す形で議論が進んでいるが、皇位継承については憲法で「皇室典範の定めるところによる」という規定があるため、皇室典範に附則を書き加える案も検討されている(産経・東京12/23ほか)。 同会議の座長代理を務める御厨貴氏が各紙のインタビューに応えたところによると「特例法であっても、一代限りで終わりではない」「自動的に先例化する」とし、恒久法を求める声を踏まえた上で、特例法の方がフレキシブルな対応が可能であることを強調。また、譲位の時期については、8月の天皇陛下の「おことば」に触れ「平成30年という時期についての陛下の言葉は重い」とした(読売・東京12/24ほか)。 |