*宗教関連の文化展や映画、続々

*宗教関連の文化展や映画、続々

記事年月 2016年10月-12月
号数 73
媒体 国内
大分類 【A-8.その他の宗教関連事象】
国名 日本
トピック
記事タイトル *宗教関連の文化展や映画、続々
本文テキスト  宗教や宗教文化に関する映画や展覧会の特集や報道が相次いだ。『芸術新潮』では、10月15日から国立西洋美術館で開催された「クラーナハ展 500年後の誘惑」を特集した。2017年は宗教改革から500周年となる。誌面ではルターの肖像画などでも知られるクラーナハを宗教改革のアート・ディレクターであるとし、ルターとの関係や、ルターが翻訳したドイツ語版聖書においてクラーナハが21点の木版画を手がけていることなどを紹介した(芸術新潮11月号)。
    10月28日には、ダンテの神曲をモチーフにしたダン・ブラウン原作の映画『インフェルノ』の公開に合わせ、朝日新聞が原作者へのインタビュー記事を掲載。ダンテが描いたリアルな地獄の光景が人類の未来を映す「予言」だとしたら、という本作の着想について語っている(朝日・東京・夕10/28)。
    また、11月1日に国立科学博物館で開幕した「世界遺産ラスコー展 クロマニョン人が残した洞窟壁画」に先立ち、主催の毎日新聞が大判の特集記事を掲載した。記事では複数の写真とともに展示内容が紹介され、「本展は、彼らが残した精神世界を知るための道しるべと言えよう」と述べられている(毎日・東京10/31)。
    12月10日からは渋谷区のユーロスペースで「信じる人をみる宗教映画祭」が開催された。同映画祭は日本大学芸術学部映画学科の学生らが企画したもので、1928年公開の『裁かるゝジャンヌ』ほか、1週間で15本の作品が公開された(毎日・東京12/10)。
『ラーク便り』データベースの検索ページに戻る