*カトリック聖職者の7%が性的虐待に関与
記事年月 | 2017年1月-3月 |
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号数 | 74 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-1. 東アジア・太平洋地域】 |
国名 | オーストラリア |
トピック | |
記事タイトル | *カトリック聖職者の7%が性的虐待に関与 |
本文テキスト | オーストラリア政府の独立調査委員会である王立委員会の公聴会が、シドニーで2月6日から27日まで開かれた。公聴会ではカトリック教会で長年、神父ら聖職者のうち7%が児童への性的虐待に関与していたとの調査結果が公表された。調査対象は1950年から2010年までの在職者で、被害者は4444人に上り、うち97%が少年だった。被害当時の年齢の平均は少年が11歳半、少女が10歳半。加害者は1880人で、9割が男性だったと時事通信が報じた。調査は被害報告に基づくもので、実態はもっと深刻である可能性が高く、多くの教会が学校を運営しており、学校も性的虐待の温床になっていた(キリスト2/25)。 |