*釈迦三尊像の複製公開
記事年月 | 2017年1月-3月 |
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号数 | 74 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-2.仏教】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
記事タイトル | *釈迦三尊像の複製公開 |
本文テキスト | 東京芸術大学と富山県高岡市、同県南砺市などが国宝「法隆寺金堂釈迦三尊像」を複製し、2月16日、同大で報道陣に公開した。最新の科学技術と伝統の技の融合により、素材・質感ともに本物と同じ「クローン仏像」の作製を目指す企画で、伝統産業界に新たな需要を呼び込むことが狙い。複製は同大が3Dプリンターで製作した樹脂製の原型をもとに、高岡市の鋳物メーカーが金銅の像を鋳造し、南砺市井波地域の建具職人や彫刻師が木製の台座を手掛けた。本尊は門外不出とされるが、複製は移動が比較的容易。海外への持ち出しや脇侍の位置の入れ替えができ、観覧者に手で触れてもらうなど、展示方法の幅が広がる。複製は高岡市で3月10日から20日まで一般公開された(朝日・東京2/17、北日本・富山2/17ほか)。 |