＊地震で倒壊した寺院の再建を支援
| 記事年月 | 2017年1月-3月 |
|---|---|
| 号数 | 74 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-3. 南アジア】 |
| 国名 | ネパール |
| トピック | |
| 記事タイトル | ＊地震で倒壊した寺院の再建を支援 |
| 本文テキスト | 2015年の大地震で多くの文化遺産が倒壊した同国の考古局に1月上旬、日本の文化財修復専門家で和歌山県文化財センターの多井忠嗣さん（50）が派遣された。国際協力機構の事業の一環であり、アメリカや中国も修復支援を行うなか、日本は修復技術の指導を主な目的としている。多井さんら建築班の修復現場は、チベット仏教やヒンドゥー教の寺院が多いカトマンズにある世界遺産ダルバール広場（王宮広場）とその周辺の建築物で、全壊した17世紀建造の「シヴァ寺院」や、旧王宮の重要な塔「アガンチェン」が含まれる。建物の原型を維持するべく、時代や材質ごとに詳細な復元図を作り、ひとつひとつの部材を詳細にデータ化するといった修復法を現地の職員に伝達している（日経・夕2/17）。 |