*「看取り率」に地域差、最大で13倍
記事年月 | 2017年1月-3月 |
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号数 | 74 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-3.習俗・慰霊】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
記事タイトル | *「看取り率」に地域差、最大で13倍 |
本文テキスト | 2月5日、厚生労働省研究班の調査で、病院ではなく自宅や介護施設などで亡くなる人の割合に大きな地域差があることが判明したと報じられた。人口動態調査をもとに、2014年の全死亡者から事故や自殺などを除き、「看取り率」として算出したもの。孤立死などを除けてはいないが、「看取りの実態に近い数値」としている。人口20万人以上の市町村では、1位の神奈川県横須賀市(35.4%)と最下位の愛知県豊田市(11.6%)の差は約3倍だったが、3万人以上20万人未満の市町村では、1位の兵庫県豊岡市(43.5%)と最下位の福岡県岡垣町(3.3%)の間に約13倍の開きがある。研究班はこうした差の背景に、往診を行う診療所の比率など在宅医療・在宅介護の体制の違いがあると指摘している(読売・東京2/6)。 |