*岩手・宮城で国立追悼・復興祈念公園に着工

*岩手・宮城で国立追悼・復興祈念公園に着工

記事年月 2017年1月-3月
号数 74
媒体 国内
大分類 【A-3.習俗・慰霊】
国名 日本
トピック
記事タイトル *岩手・宮城で国立追悼・復興祈念公園に着工
本文テキスト  岩手県陸前高田市で3月5日、東日本大震災の犠牲者の追悼と復興を祈念する国立公園「高田松原津波復興祈念公園」の建設が始まった。公園は岩手・宮城・福島の3県にできる予定で、岩手県に続き宮城県石巻市でも19日に「石巻南浜津波復興祈念公園」に着工。いずれも2019年度から2020年度の完成を目指す。福島県は原発事故の影響で遅延している。
    陸前高田市の公園には、自然災害で国内初となる国営追悼・祈念施設や震災関連の伝承施設を設けるほか、物産店も併設して観光の拠点とする。当初は「奇跡の一本松」を追悼場所に想定していたが、市民の反発により、海を臨む追悼広場を設けることとなった。石巻市の公園では、津波で流された家屋の基礎部分や旧市立門脇小学校校舎など、震災前の街の面影を残して被災の記憶を伝える(日経・東京・夕3/4ほか)。
→『ラーク便り』62号22~23頁参照
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