*戦没者DNA鑑定、四肢骨も対象に

*戦没者DNA鑑定、四肢骨も対象に

記事年月 2017年1月-3月
号数 74
媒体 国内
大分類 【A-3.習俗・慰霊】
国名 日本
トピック
記事タイトル *戦没者DNA鑑定、四肢骨も対象に
本文テキスト  第二次世界大戦などで亡くなった戦没者遺骨の収集事業を進めている厚生労働省は3月30日、4月からDNA鑑定の対象に手足の四肢骨を含めることを決定した。遺骨のDNA鑑定は2003年度に始まり、歯を検体としてこれまでに1080人の身元を特定してきた。しかし、激しい戦闘が行われた南方地域では頭部のない状態の遺骨も多い。高齢化が進む遺族からの要望もあり、遺骨返還を急ごうと今回の決定に至った。厚労省は今後、まず旧ソ連と沖縄県で収容された遺骨53柱の四肢骨のDNA鑑定を行い、これに加えて沖縄県が保管する遺骨75柱の四肢骨の有無を確認してDNA鑑定を行う予定(読売・東京3/31ほか)。
『ラーク便り』データベースの検索ページに戻る