*「死海文書」クムランで12番目の洞窟発見
記事年月 | 2017年1月-3月 |
---|---|
号数 | 74 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
国名 | イスラエル |
トピック | |
記事タイトル | *「死海文書」クムランで12番目の洞窟発見 |
本文テキスト | 死海北西岸にあるクムラン西部の岸壁で、かつて死海文書があったとみられる12番目の洞窟を60年ぶりに発見したと、国立ヘブライ大学が2月8日に明らかにした。洞窟には、死海文書を保管していた壺や文書を覆っていた布の破片、関連する遺物などが遺されていた。文書自体は見つからなかったが、20世紀半ば頃の鉄製のつるはしが発見されたことから、当時のアラブの遊牧民が写本を持ち去ったと考えられる。死海の洞窟からは1947年から約10年の間に約900の文書が発見され、その「死海文書」には羊皮紙やパピルスに記されたヘブライ語やアラム語、ギリシア語の聖書本文が含まれる。今後別の洞窟が発見される可能性も指摘される(クリスチャン3/5ほか)。 |