*軍女性職員のスカーフが解禁
記事年月 | 2017年1月-3月 |
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号数 | 74 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
国名 | トルコ |
トピック | |
記事タイトル | *軍女性職員のスカーフが解禁 |
本文テキスト | 2月22日、軍はイスラム教徒女性職員のスカーフ着用の解禁を決めた。軍の参謀本部や司令部に勤務する女性職員は、制服と同色で顔を覆わないものという条件付きで、帽子の下にスカーフを着用することが認められる。政教分離を国是に掲げる同国では長い間公共の場でのスカーフ着用は禁じられてきたが、イスラム系与党である公正発展党(AKP)政権の下で段階的に認可され、2016年8月には女性警察官の着用を認める法律が施行された。エルドアン大統領が推進するイスラム化が、これまで世俗主義を固守してきた軍にも波及した結果とみられる(赤旗2/28)。 [→『ラーク便り』72号49頁参照] |