*下院選で反イスラム政党が第2党に
記事年月 | 2017年1月-3月 |
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号数 | 74 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-7. 西ヨーロッパ】 |
国名 | オランダ |
トピック | |
記事タイトル | *下院選で反イスラム政党が第2党に |
本文テキスト | 3月15日に投票が行われた下院選では、与党・自由民主党が33議席(改選前40)で第1党の地位を守り、イスラム教徒の排斥を訴えた極右政党・自由党は20議席(改選前12)で第2党となった。自由党への支持が拡大する危機感から、自由民主党党首のルッテ首相が1月23日付の新聞各紙に、同性愛や女性に抑圧的態度を取る一部のイスラム教徒に「普通に振る舞え。さもなければ国から出ていけ」と呼びかける意見広告を掲載したが、これにより自由党に流れていた右派票を回復したとの分析がある。一方、35歳未満の有権者の支持は他者への寛容を訴えた環境政党・グリーンレフトに集まり、同党は14議席(改選前4)と大幅に議席を伸ばした(読売3/17ほか)。 |