*政権が中絶反対の意思を表明
記事年月 | 2017年1月-3月 |
---|---|
号数 | 74 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-8. 北米・中南米】 |
国名 | アメリカ |
トピック | |
記事タイトル | *政権が中絶反対の意思を表明 |
本文テキスト | トランプ大統領は1月23日、海外で人工妊娠中絶を支援している非政府組織に対する政府の資金援助を禁止する大統領令に署名した。米国では人工妊娠中絶にはキリスト教保守派から根強い反対があり、同禁令は1984年に共和党のレーガン大統領が導入して以来、政権が交代する度に撤廃と再発令が繰り返されてきた。スパイサー大統領報道官は記者会見で、トランプ氏が妊娠中絶反対の「プロ・ライフ」の大統領であることを強調し、政権の姿勢を明確にした(毎日・夕1/24)。 また、キリスト教右派として知られるマイク・ペンス副大統領は27日、首都ワシントンで人工妊娠中絶に反対する集会に出席した。同集会は連邦最高裁が中絶を合憲とした1973年の翌年から毎年行われているが、副大統領が出席するのは初めて。ペンス氏は演説で中絶に寛容だった前政権からの転換を宣言し、近日発表する連邦最高裁判事の補充人事に中絶反対派を選ぶ考えを表明した(産経1/29)。 |