*中国公認カトリック教会組織が教会憲法を改定
記事年月 | 2017年4月-6月 |
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号数 | 75 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-1. 東アジア・太平洋地域】 |
国名 | 中国 |
トピック | |
記事タイトル | *中国公認カトリック教会組織が教会憲法を改定 |
本文テキスト | カトリック系UCAN通信によると、中国政府公認のカトリック教会組織「中国天主教愛国会」と「中国天主教主教団」が、教会の「憲法」の改定版を公表した。政府の宗教政策が「中国色」を強めていることは明白で、両組織の新憲法にも顕著にみられる「中国色」は、2016年12月末に北京で行われた第9回天主教代表者会議で打ち出された。新憲法は2月27日、両組織のウェブサイトに公開され、序章、宣教の展望、組織と担当者任免の冒頭3章に変更がみられる。両組織とも序章では、教会運営に当たって、自治、自養という従来の目的に「中国化の方向を主張し」という文言が加えられている(中外4/7ほか)。 [→『ラーク便り』73号37頁参照] |