＊台湾で卵子提供受ける日本人女性急増
| 記事年月 | 2017年4月-6月 |
|---|---|
| 号数 | 75 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-1. 東アジア・太平洋地域】 |
| 国名 | 台湾 |
| トピック | |
| 記事タイトル | ＊台湾で卵子提供受ける日本人女性急増 |
| 本文テキスト | 読売新聞調査で2014～16年の3年間、台湾で卵子提供を受けた日本人女性は177人に上ることが判明した。14年に17人、15年72人、16年88人と急速に増加している。出産した女性は96人、生まれた子どもは110人いることも分かった。本調査は、台湾当局が認定した生殖医療機関77施設（1月3日現在）に対して、現地での対面や電話、電子メールなどでアンケートを行い、72施設から回答を得て集計したもの（回収率94％）。台湾当局も実態の把握はしておらず、まとまった出産者数などが明らかになるのは初めて。過去3年間に日本人に卵子提供を行ったと回答したのは4施設で、9施設は実施したことがあるが、時期や人数などは公表しなかった。59施設は実施したことがないと回答。 日本では卵子提供に関する法律や制度が十分に整っておらず、宗教者の間でも意見が分かれているが、台湾では2007年に生殖医療に関する法律が制定され、加齢による不妊も対象に匿名の第三者から卵子提供を受けることが可能になった。ただ、生まれた子どもに「出自を知る権利」を認めていないなどの問題もある（読売5/7ほか）。 |