*幸運を招くタイ猫に血統保護の動き
記事年月 | 2017年4月-6月 |
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号数 | 75 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-2. 東南アジア】 |
国名 | タイ |
トピック | |
記事タイトル | *幸運を招くタイ猫に血統保護の動き |
本文テキスト | 現在5種程度が確認され、減少が危惧されている国産猫の血統を保護しようとする動きが広がっている。タイ原産の猫はかつて国内に23種存在し、そのうちの17種は「幸運を呼ぶ」猫として親しまれてきた。経典を台無しにする鼠を駆除してくれるため、中には仏教寺院の壁画になったタイ猫もある。しかし、ペルシャ猫などの外国産猫の人気拡大に伴って国産猫のタイ国内での人気は下降、5月末に首都バンコクで開催されたペット展示即売会でも注目度は低く、一部のブリーダーが血統保護の必要を訴えている。一方、青と金の双眼を持つカオマニー種などの海外需要は依然としてあり、血統保護はブリーダーにとってのビジネスチャンスにもつながっている(日経・夕6/27)。 |