*サウジなどイスラム諸国からの断交発表
記事年月 | 2017年4月-6月 |
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号数 | 75 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
国名 | カタール |
トピック | |
記事タイトル | *サウジなどイスラム諸国からの断交発表 |
本文テキスト | 6月5日、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、エジプト、バーレーン、イエメン暫定政権、モルディブのイスラム諸国6ヶ国が、カタールとの国交断絶を発表した。サウジアラビアは、カタールがイスラム主義組織「ムスリム同胞団」やスンニ派過激派組織「イスラム国(IS)」などのテロ組織を支援しているとして非難し、断交理由を「テロや過激派の危険から国家を守るため」と主張した。断交決定の直接的な契機は、カタールのタミム首長が5月23日にイランへの支持と協力を表明する発言をしたとする報道で、サウジアラビアをはじめとする各国のメディアが集中してこの発言を批判。中東におけるスンニ派盟主国サウジアラビアとシーア派大国イランの覇権争いが今回の断交の背景にあるという見方もある(朝日6/6ほか)。 |