*沖縄戦で傷ついた十字架を復元

*沖縄戦で傷ついた十字架を復元

記事年月 2017年4月-6月
号数 75
媒体 国内
大分類 【A-4.キリスト教】
国名 日本
トピック
記事タイトル *沖縄戦で傷ついた十字架を復元
本文テキスト  沖縄県那覇市首里当蔵町の日本基督教団・首里教会は、戦時中に損傷した十字架をレプリカで復元し、5月21日、旧会堂塔屋の頂上へ設置した。 同教会の旧会堂は1936年に建設された。周辺では1945年に激しい地上戦が行われ、旧会堂の十字架も銃弾や砲弾を浴びた。しかし損傷しつつも残った十字架は、当時の首里の人々にとって地域のシンボルでもあったという。1985年に現在の会堂が建設された際、旧会堂は解体され、十字架も撤去されたが、2008年に教会創立100周年の記念事業を検討する中で、旧会堂と十字架を復元することに決定。沖縄戦の記憶の継承や慰霊の意味も込め、写真や周辺住民の証言をもとに当時の傷ついた姿を忠実に再現した(琉球新報・那覇5/22ほか)。
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