*日弁連、栃木刑務所にイスラム教受刑者の待遇改善要望
記事年月 | 2017年4月-6月 |
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号数 | 75 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-6.政治と宗教】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
記事タイトル | *日弁連、栃木刑務所にイスラム教受刑者の待遇改善要望 |
本文テキスト | 日本弁護士連合会は、栃木刑務所に収監されているイスラム教徒の受刑者に対して宗教行為の自由の侵害があったとして、5月16日までに刑務所の所長と法務大臣宛に改善を求める要望書を提出したことを発表した。侵害を受けたとされるのはバングラデシュ国籍の女性元受刑者。刑務所は女性が所持していた礼拝用のスカーフが長すぎるなどとして指導をしたほか、スカーフを取り上げる、断食期間中に食事を提供する、礼拝等の時間を知るための時計の使用を制限するなどの「人権侵害」をしたという。 一方で、同刑務所は「個人の宗教行為には最大限の便宜を図っており、対応に違法性はないと考えている」とした。スカーフも自殺や逃亡に使われることを懸念しての対応だとした(下野・宇都宮5/17)。 |