*新興右派政党の内部対立が激化

*新興右派政党の内部対立が激化

記事年月 2017年4月-6月
号数 75
媒体 国外
大分類 【B-7. 西ヨーロッパ】
国名 ドイツ
トピック
記事タイトル *新興右派政党の内部対立が激化
本文テキスト  イスラム教徒の移民受け入れに反対することで、2016年に急速に党勢を伸長した新興右派政党「ドイツのための選択肢(AfD)」の内部対立が激化している。4月22~23日に行われた党大会では、将来的な与党入りを目指し現実的な中道路線を取ろうとするペトリ党首は孤立し、より過激な方向へと舵を切ろうとするガウラント副党首が打ち出した反イスラム政策が支持を集めた。実権を握った副党首は、その後、メディアに対し「ドイツで起きたすべての襲撃事件はイスラム教徒によるもの」と述べ、ホロコースト記念碑を「恥辱」と述べた地方議員をかばうなど、排外的発言を行っており、2016年末には12%あった同党の支持率は8%に下落している(毎日4/23ほか)。
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