*大モスク指導者が共生のための指針を発表
記事年月 | 2017年4月-6月 |
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号数 | 75 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-7. 西ヨーロッパ】 |
国名 | フランス |
トピック | |
記事タイトル | *大モスク指導者が共生のための指針を発表 |
本文テキスト | 3月末、パリの大モスクが「フランスにおけるイスラム宣言」を発表した。責任者であるダリル・ブバクール師は前文で、高まるイスラム嫌悪への危機感を表明しつつ、本文25項目では「フランスはイスラムの地ではない。複数の宗教の信徒や無神論者らも暮らす地である。すべてのイスラム教徒はフランス共和国の法と価値観を尊重しなければならない。たとえば神への冒涜や宗教の戯画も合法だ。傷つけられたと主張はできるが、その禁止を要求したり暴力で反応したりしてはならない」「今日の社会では、身体への刑罰や一夫多妻は正当化されない。また、男女の平等は当然のことである」などの指針をイスラム教徒に呼びかけた(朝日6/4)。 |